先日、主人(別居中)の家のサボテンの花が満開になったから見に来いよと言われ、翌日見に行ったものの、見事にしょんぼりとしていました。
雨に打たれてすっかりしぼんでしまい、その儚さに少し切なくなりました。
今回は、そんなサボテンの花について、その特徴や秘密を深掘りしてみたいと思います。
サボテンの花が特別な理由
サボテンの花は、他の植物と比べてとても特徴的です。
一つは、その鮮やかな美しさ。砂漠のような過酷な環境で育つサボテンが、こんなにも色鮮やかで繊細な花を咲かせるなんて、まるで自然界のサプライズ。
ピンクや白、黄色など、咲く種類によって異なる色合いが楽しめます。
もう一つは、その開花期間の短さ。
サボテンの花は数時間から1日程度しか咲かないことが多く、「一夜限りのショー」とも言われます。
なぜこんなに開花期間が短いのかというと、それはサボテンが生き残りをかけて進化してきた結果です。
乾燥地帯での限られたエネルギーを効率よく使い、短期間で受粉を済ませるためなんですね。
雨とサボテンの花
今回のように、雨が降ると花が傷みやすくなります。
サボテンの花は非常に繊細で、水に弱い性質があります。
雨に打たれると、花びらが傷んだり腐敗したりすることも。
これもまた、自然の中で生きる植物の宿命なのかもしれません。
でも、それがまたサボテンの花の魅力でもあります。
短い期間の中で咲き誇るその姿は、見た人に強い印象を残します。
サボテンの花を楽しむためのポイント
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開花のタイミングを見逃さない! サボテンの花は一瞬で終わることも多いので、普段から観察を欠かさないことが大切です。夕方や夜に咲く種類もあります。
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雨の日は注意 雨の日にはサボテンを屋内に移動するか、カバーをかけて保護すると良いでしょう。こうすることで、花をより長く楽しむことができます。
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開花後のケアも忘れずに 花が枯れた後は、栄養が足りているか、日当たりは十分かを確認しましょう。これが次の花を咲かせるためのポイントになります。
しぼんだサボテンの花も美しく、その儚い姿に心打たれつつ、自然の神秘を感じる瞬間でもあります。
今回は残念でしたが、次回の開花を楽しみに待っていようと思います。