娘が臨月に入ったわけなんですけど、これがまぁ、こっちまでそわそわしちゃって落ち着かないわけですよ。
予定日はまだまだ先なのに、なんていうか、心がずっと小走りしてる感じ?
こういうの、母の本能ってやつなのかしら。
いや、バァバの本能って言うべきかしらね。
でね、娘が言うんです。「ふくらはぎが痛くてたまらない」って。
いやぁ、あたしも妊婦だった頃の記憶が少しよみがえるわ。
むくみとか、足の痛みとか、ほんと大変だったのよね。
娘もきっと同じ思いしてるんだろうなぁと思うと、せっせと娘のふくらはぎマッサージをしているわけです。
今朝ね、ちょっと変な夢を見たって娘が言うんです。
日めくりカレンダーがパラッとめくれて、そこに「11月1日」って数字がドーンと出てきて、で、男子を出産する夢だったらしいんですよ。
今日って10月31日じゃないの!もしこれが正夢だったら、明日生まれるってこと?
まだ36週よ!ちょっと早いんじゃない?
でもね、不思議と夢ってそういう不安な気持ちを和らげてくれることもありますね。
「11月1日に生まれる」なんて夢の中で勝手に決められたら、ちょっと気が楽になるというか、「そうなったらそうなったで、まぁ、なんとかなるわよね」って思えちゃうんです。人間って単純。
それにしても、臨月のこの感じって独特ですね。
娘の体調に一喜一憂して、まだ生まれてないのに、すでにその子の未来のことを考えちゃったりして。
予定日までのこの期間、きっとあたしは毎日そわそわして、夢を見たり占いを見たり、なんだかんだ言いながら楽しんでるんでしょうね。
それでも、無事に生まれてきてくれることが何より一番。
それだけを願って、今日はもう少し娘のいうことを聞いてあげようと思うのです。
だって、母としてもバァバとしても、今できることってそれくらいなんですもの。